2020年~2021年カーオブザイヤーを受賞したクルマといえば「ヤリスファミリー」が有名。
このヤリスファミリーの中でも注目を集めたのが今回紹介するGRヤリスです。
コンパクトカーになかなか興味を示せない人も多い中でこれだけ支持されているのはなぜだろう?
そんな疑問が乗れば解決してしまう、そんな魅力を持ったクルマです。
GRカローラの情報が公開され、注目を集めていますが、GRヤリスもいまだに納車待ちが数ヶ月発生する人気ぶり。
今回はそんなGRヤリスの最上級グレード「RZハイパフォーマンス」 に試乗してきたので魅力を余すことなくお伝えしていきます。
もちろん、 「コミコミの見積もりが気になる!」という人のために最後に見積もりを公開していますので 最後まで読んでみて下さいね!
なお、GRヤリスもMOTAカーリースの対象車となっており、月額サービスでお手軽に楽むことも可能です! (傷つき、カスタムも可能)
※GRヤリスは2024年マイナーチェンジが決定しています。
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GRヤリスの2024年マイナーチェンジ内容
内外装の変更
マイナーチェンジで、内外装の変更が無いと寂しいでしょう。
画像は、トヨタ自動車㏋にありますので、確認はできると思います。
主には内装の変更のほうが目立ちます。
公開されている画像を見る限りでは、MTの設定もありそう。(当然か・・・)
D1グランプリなどのドリフト競技で見る「油圧サイド」を彷彿とさせるサイドブレーキ。
上にひくより、後に引いた方が力がかかりやすいですから。
ここは「よくわかってるな」と思うところ。
エンジン出力アップ
エンジンも出力を272馬力⇒300馬力
トルクを370Nm⇒400Nm
にアップ。
最高出力発生回転数は、6500回転と変わらず。
最大トルクは、3000回転から発生していたものを3250回転~に変更。
トルクの回転域は少し高めに変更されています。
2リッターで400Nm/1500回転付近のエンジンも当たり前ですが、1.6リッターとしては驚異のスペック!!
8速AT追加
DAT (Direct Automatic Transmission)と呼ばれる新開発の2ペダル設定。
ロックアップ機構付きのトルコン式のATと思われますが、今の時代はDCTよりトルコンATのほうが変速スピードも滑らかさも上です。
そもそも買えるのか?問題
そもそもの問題、買えるのか?という問題があります。
個人的予想は「買えない」の一言です。
ここ最近のトヨタの新型車は抽選などが多いため。
さらには、販売よりリースに力を入れているので、購入層への供給台数は少ないと予想されます。
(2019年より、トヨタはカーリースに力を入れていくことを明言しています)
GRヤリス乗るからには、カスタマイズもしたいでしょう。
そんな方には「MOTAカーリース」がおすすめ。
「MOTAカーリース」でも、過去GRヤリスが対象車種になっており、全グレード契約可能でした。
KINTOももちろんラインナップされるでしょうが、MOTAカーリースも要チェックです!
月々の支払額や、ボーナス払い額を含めたシュミレーション、無料審査申し込みはHPからできます!!
「MOTAカーリースどんなサービス?」という方は詳細を以下の記事にまとめていますので、 一度読んでみてくださいね!!
GRヤリスの新車が買えない対処法は中古車しかない?
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GRヤリスの人気は依然高く、新車での購入はほぼ不可能です。
こうなると中古車しか購入手段がありませんが、価格が高いのが気になりますよね。
2022年の一時期に比べると中古車の価格も少し落ち着いてきましたので、中古車を検討してもいい頃かと。
カーセンサーやgooに載っていない「非公開中古車」なら理想のGRヤリスが見つかるかも? 気になる人は以下のリンクから見てみてください。
返品OK(車両本体価格で買取)、残価設定型ローン選択可
ズバブーン車販売【公式サイト】
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GRヤリスの特徴
WRCのラリーカーベースの高性能スポーツカー
ヤリスはWRC(FIA世界ラリー選手権)に2017年から参戦していて、 2019年には年間最多勝利の6勝を挙げている生粋のラリーカーです。
今年、市販車では旧名「ヴィッツ」から「ヤリス」に改名に伴い、 このラリーカーのノウハウを投入したモデル「GRヤリス」もラインナップに加えられました。
「ヴィッツ」と聞くと安いコンパクトカーをイメージしてしまうので、 GRヤリスの価格が高すぎるというイメージを持つ人も少なくないようです。
本当にそうなのでしょうか? F56型MINIジョンクーパーワークスのオーナーだった私には、 かなりコスパの良いクルマに感じました。
かなりカッチリ感のあるマニュアルトランスミッション
動き出して一番驚いたのがトランスミッションです。 剛性感があって「カッチリ」しています。
マニュアル車のコンパクトカーはまだ他にもありますが、 ここまでカッチリしたフィーリングのMTは上級スポーツカーでもなかなか味わえない!
最近のMTらしくシフトダウン時に回転数を合わせてくれるiMTになっています。 (スイッチでオンオフ可能)
剛性感のあるしっかりした乗り心地
と思う人いるかもしれません(私もそう思ってました)
このGRヤリスについては乗り出しからボディ剛性がかなり高そうで、まるでドイツ車に乗っているかのようでした。
のちほど説明しますが、RZハイパフォーマンスのサスペンションは、RZよりスプリング、ダンパーが固めになっていてかなりしっかりした乗り心地なのもポイント! なので「コンパクトカー=不安定」みたいな思い込みは捨てたほうが良いですね。
気持ちのいい「音」と「吹け上がり」のエンジン
「RZ」「RZハイパフォーマンス」に搭載されているのは、 1.6リッター直列3気筒ターボエンジン(新開発のダイナミックフォースエンジン)
エンジンスペック
- 最高出力:272PS/6,500rpm
- 最大トルク:370N・m/3,200~4,600rpm
3気筒エンジンなのでV6エンジンみたいな音でテンション上がります。
(性能はひと昔前のV6エンジン以上ですけど・・・) RZ以上のグレードにしか搭載されないので、このエンジンがいい人は問答無用でトランスミッションはMTになります。
国産車では珍しいカーボン製ルーフ
一目でGRヤリスだとわかるポイントがこの「カーボン製ルーフ」
コストがかかるので量産車に採用されるのはかなり珍しく、これだけでもGRヤリスが「コスパが良い」と思ってしまうポイントでもあります。
GRヤリスの内装紹介
インテリアとラゲッジルームの画像を掲載しておきます。
日常使いにはお世辞にも便利とは言えないのであくまでも参考程度ですね。
運転席まわり
今どき珍しい「アナログなメーター類」
スポーツカー好きならこっちを好む人も多いはず。
ステアリングの握りごこちは若干細いものの、ステアリングを切り込んだときのダイレクト感が気持ち良いです。
画像が切れてしまってますが、サイドブレーキは電動パーキングブレーキではなくハンドブレーキ式になっています。
ジムカーナやサーキット走行を意識してのことなのでここは割り切りましょう。
※ただし、下位グレードのRSはトランスミッションがCVTのため電動パーキングブレーキです。
ドアトリム
ファブリック貼りとひんやり感のある金属調メッキで質感は悪くないですね。
スピーカーや収納ポケットなど、日常使いに必要最低限のものは付いています。
GRヤリスのトランクは広いのか?
リアシートを起こした状態だと少々狭いかもしれません。
基本的には2名乗車で考えたほうが良いですね。(積載イメージは下記画像)
ハッチバック車はリアシートを倒すと意外に荷物が積めたりしますが、 このクルマの場合は左上の使い方が一番多くなるかも・・・
GRヤリスの展開グレードは4種類
GRヤリスのグレード展開は4種類 各グレードに特徴があるので紹介していきますね。
RS
GRヤリスの中でも一番安価なグレードで、 1.5リッターの自然吸気エンジン+CVTの組み合わせです。
RSの特徴
- 前輪駆動
- パドルシフト機構付きCVT
- 電動パーキングブレーキ搭載
- 1.2トンを切る軽量ボディ
スポーティに走りたいけどMTはちょっと・・・という人はこちらになります。
価格は車両本体で2,650,000円です。
RZ
ここから1.5リッターターボエンジン、4WDになります。
トランスミッションもMTのみの設定で、MT限定免許の人には厳しい?設定。
外装はほとんどRSと変わらないので見分けがつきにくいのですが、ブレーキの大きさが違います。
こちらはスリット入り大径ローター+4ポットキャリパーになり、塗装はブラックで「GR」のロゴは入りません。
価格は3,960,000円
RZ High performance(ハイパフォーマンス)
上位グレードのRZハイパフォーマンスはRZに加え下記をプラスした仕様です。
ポイント
- ホイールはBBS製の鍛造(RZはENKEI製の鋳造)
- ブレーキキャリパーは赤塗装GRロゴ入り
- LSDはトルセンタイプ(RZはオープンタイプ)
- サスペンションが少し固め
- FRバンパーにブレーキ冷却用ダクトあり
このあたりで大きく選択が問われると思われます。 価格は4,560,000円でRZとの価格差は約60万円ほど。
RC
簡単に説明すると、RZからナビやエアコンなどの快適装備を除いた仕様で 街乗りにはまったく向いていないモータースポーツ専用車です。
レースに参戦する人向けですね。
GRヤリスRZハイパフォーマンスの見積もり公開
必要オプションを含めたコミコミ見積もり
今回はRZハイパフォーマンスの見積もりを出してもらいましたので公開します。 快適装備満載のオプション込みで、5,407,698円となりました。
これを高いと見るか安いと見るかですが、個人的には安いと思います。
理由はエンジン、トランスミッション、カーボン製ルーフやなど、かなりのコストがかかっているからです。
ただ「ポンッ」と出せる金額でないのは確かです。 しかし、GRヤリスはなんと「KINTO」の対象車種なのです。
RZハイパフォーマンスは必須なのか?
RZにするかRZハイパフォーマンスにするかは、悩む点だと思います。 ひとつの分岐点としては「アフターパーツ」を装着するかどうかです。
購入例
- アフターパーツの資金が豊富な人は「RZ」(駆動系の交換は高額だからです)
- 手っ取り早く楽しむなら「RZハイパフォーマンス」がおすすめ
RZハイパフォーマンスは筑波サーキットを1分6秒台で走れるポテンシャルがあるので ノーマルでも十分楽しいのは確かです。
ラリーカー好きにはたまらない1台です
GRヤリスはラリーカーベースなので、感覚的には「スバルWRX」などに近い乗り味です。
ヤリス=ヴィッツという感覚で見てしまうと「高い」って感じてしまうでしょうね。
とにかく楽しい1台で全国のディーラーで試乗ができますので、興味のある人は試乗してみて下さいね!
【関連記事】納車は2022年盆明け?ハリアーのコミコミ価格は?
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正確な価格提示がなければ安く下取りされちゃいます
ディーラーで新車購入する際に、現在乗っている車の下取りを提案されると思いますが、
ディーラーの営業マンが早く納車をしたいなどの都合上、契約を押されがちです。
値引きを頑張ってはくれるのですが、下取り額が安すぎるため結果的に損になる場合も。
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もし、手間でなければ「車の一括査定」で売却するのもアリです。
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