日産から2022年7月末に発売された「新型エクストレイル」
YouTubeで絶賛されるや否や10月頭には受注停止になってしまった人気ぶり。
国産車は手に入れるのがほんとに難しい世の中ですね。
新車で手に入れるのはほぼ不可能ですが、稀にカーリースに在庫が残っていたりするケースもあります。
人気のGグレードは納期が長いので中古車市場に出てくるのもかなり後かと思われます。
現在、中古車リースであれば即納車可能になっています。
本記事では新型エクストレイルの内外装画像と試乗レビューを紹介していきます。
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新型エクストレイルの受注再開は2023年4月10日
【2023年4月6日追記】新車価格が高騰する可能性
エクストレイルは約5か月ぶりの受注再開になりますが、原材料が高騰している関係上価格が上がる予定のよう。
現在のところ自動車メディアの情報では10~20万円の値上げ予想になっています。
どこにも改良が無ければ、程度の良い中古車のほうがマシなのでは??と思うのですが。
改良などの情報は、メーカーからは無さそうなので価格高騰だけになりそう。
上記はあくまで噂ですが、本当なら値上げだけになりそう。
現在、程度の良い中古車のタマ数がそこそこあるので注文が殺到しそうな予感はします。。。
【4/10更新】エクストレイル各グレードの価格変動表
【2WD】
グレード | 車両本体価格(旧) | 車両本体価格(新) |
---|---|---|
S(2列) | 3,198,800 | 3,510,100 |
X(2列) | 3,499,100 | 3,748,800 |
G(2列) | 4,298,800 | 4,448,400 |
AUTECH | 4,205,300 | 4,488,000 |
AUTECH Advanced Package | 4,846,600 | 5,029,200 |
2WDはSグレードの値上げが大きいようで、約31万円の値上げ。
【4WD】
グレード | 車両本体価格(旧) | 車両本体価格(新) |
---|---|---|
S e-4ORCE(2列) | 3,479,300 | 3,759,800 |
X e-4ORCE(2列) | 3,799,400 | 4,049,100 |
X e-4ORCE(3列) | 3,930,300 | 4,180,000 |
G e-4ORCE(2列) | 4,499,000 | 4,748,700 |
X e-4ORCE エクストリーマーX (2列) | 4,129,400 | 4,401,100 |
X e-4ORCE エクストリーマーX (3列) | 4,260,900 | 4,532,000 |
AUTECH e-4ORCE (2列) | 4,467,100 | 4,749,800 |
AUTECH e-4ORCE Advanced Package | 5,046,800 | 5,329,500 |
AUTECH e-4ORCE (3列) | 4,598,000 | 4,880,700 |
4WDは売れ筋のG e-4ORCEが注目されますが、約25万円の値上げになっています。
値上げ前でも、装備次第では乗り出し550万円ほどですので、600万円近くなってしまいますね・・・・
噂通り、2トーンカラーは「受付停止」のようで、2トーンカラーが欲しい方は中古車で買うしかありません。
中古車を購入する場合
即納車可能なのは中古車購入になります。購入する場合は、
「現金一括」か「フルローン」「残価設定型ローン」
どれかを選択することになります。
中古車の時点で売却する場合「ワンオーナー」にならないのでリセールは悪くなります。
中古車購入という方法は、早期の売却にメリットが無いので長く乗りたい人向けの選択肢となりなす。
ディーラーの認定中古車は高額ですが、中古車業者の販売車は価格が大幅下落気味です。
(2023年、円高になり世界的に中古車オークション相場が下落したため)
市場にT33エクストレイルはまだ少ないですが、
非公開の中古車も存在しますので、一度好みの仕様を問い合わせてみてもいいかもしれません。
非公開中古車(中古車市場の70%)を狙える
上記の通り、中古車の市場の70%は非公開中古車です。
主には電話でのヒアリングで欲しい車の条件を伝えるので、下記のように入力画面はシンプルになっています。
車種、予算、年式はプルダウンメニューになっていますが、「その他の要望」の部分に要望を入力しておくとヒアリング時スムースです。
電話で話すの面倒じゃない?
と思いがちですが、ある程度条件を伝えておいたほうが、結果的に時間の短縮になりますのでメリットととらえて良いと思います。
ズバブーン車販売の提携先は「ガリバー」で申し込み後ガリバーとやり取りをすることになります。
ガリバーと提携、非公開中古車紹介サービス
問い合わせ無料
ズバブーン車販売
残価設定型ローンも選択可能!!
国産車は最長10年の延長保証が付けられる!
受注再開前に最速でエクストレイルを発注する方法「長く乗る人向け」
ディーラーでは受注再開まで車を発注できません。
もし、許せるのであればですが、カーリースなら注文は可能となっています。
サイトで申し込みすらできないサービスもありますが、MOTAカーリースなら申し込みが可能です。
気になる方は、公式サイトを見てみてください。
※申し込み前に審査が必要です。(審査は無料、「審査=契約ではありません」)
受注停止車種も申し込み可能!!
MOTA中古車リースでリース
新型エクストレイルは、中古車リースで人気のG e-4OCEもリース可能になっています。
安い車ではないので、残価設定型ローンでの購入が多いことを前提にするとメリットもいくつかあります。
MOTA中古車リースは残価が設定されていないため、月額料金は高めかもしれません。
ですが、その分「走行制限なし」「修理代請求無し」「追加料金が発生しない」など、ハードな使い方をするユーザーには嬉しいメリットもあるんです。
受注できない人気車種も「即納車」可能!
MOTA中古車リース【公式サイト】
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新型エクストレイルの主な特徴(第2世代e-POWER)
充電スペースを必要としないEV
新型エクストレイルはハイブリッドカーですが、乗り味は電気自動車です。
エンジンは発電専用で走行にはモーターしか使用しないからです。
ここで好き嫌いが分かれてくるかな?というところ。
上記は一例ですが、人により色々な見かたがあるので、車選びは難しい部分でもあるし、楽しい部分でもあるんですよね。
なんだかんだで、家族でのお出かけを重視する人、見た目のカッコよさ、豪華さを重視する人が一番多いのではないでしょうか?
VCターボエンジンは発電専用
日産が世界で初めて量産化に成功したVC-ターボエンジン。
これをベースに新型エクストレイル用に開発したものがKR15DDTエンジンになります。
VCターボエンジンって何?
VCターボエンジンはコンロッドが可変式で圧縮比を8.0〜14.0まで可変させることができます。
エンジンは走行には使用しませんが、低回転で高いトルクを発揮するエンジンなので低燃費化、高出力化、静粛性向上を高次元で実現。
ハイパワーモーターに余裕ある電力を供給します。
ほぼEVなので静粛性は抜群
エンジンは搭載しているものの、発電にしか使用しないので、基本的にEV走行になります。
車は内燃機関だ!という人間でしたが、電気自動車に初めて乗った時のにすぐに立ち上がってくるトルクとアクセルを踏めば踏むほど加速する感覚に感動したものです。
エクストレイルはSUVなので家族で乗ることも多いでしょうから、パワフルで静かなモーターの走行は楽しいドライブの強い味方になります。
もしかしたら改良が入る可能性も・・・
もともとYouTubeで大絶賛のエクストレイルですが、同じくYouTubeチャンネルの「DST」では思わぬ結果に・・・
「静粛性」「乗り心地」は確かに良いのはわかるのですが、試乗でここまでやらないですからね。
メーカーがこれを見ていないとは思えないので、サスペンション系は見直しが入るかもしれませんね。
受注停止はユーザーには嬉しくなくても、メーカーには車を改良するチャンスとも言えるので。
新型エクストレイルの気になる納期
2022年10月時点の問い合わせ結果
新型エクストレイルの納期ですが、2022年10月時点でほぼ1年待ちという回答をディーラーから聞いています。
Youtubeなどでべた褒めされることも多い、エクストレイル。
乗って納得なのですが爆売れするのも不思議ではないかなと思う反面、不自由な世の中になったなと改めて感じます。
リース会社に稀に在庫があるケースはありますが・・・・
すでに受注停止
2022年7月に発売された新型エクストレイルですが、早くも受注停止の可能性があることもディーラーからは聞いています。
納期情報については、TwitterなどのSNSで実際に受注した人の投稿を見るのがもっとも簡単な方法です。
私の知る限りでは2022年8月に発注した方で約8ヶ月待ち、2ヶ月で4ヶ月納期が延びていますので受注停止もあり得ると思います。
受注を停止した車種は中古車ではまず手の届かない価格になる恐れがあるので、欲しい方は早めの発注をおすすめします。
⇒2022年10月18日現在:残念ながら受注停止になってしまいました。
人気はG e-4ORCEなので、Xはすでに中古車在庫があります。
12月末にかけて中古車の販売相場はすごい勢いで下落します。
今かなり中古車は高くなっていますが、中古車狙いなら間違いなく「年末まで」が勝負です。
ガリバーの場合は30%しか公開されないため、残り70%は「ズバット車販売」というところの非公開中古車です。
問い合わせてみればもしかしたら?
返品OK(車両本体価格で買取)、残価設定型ローン選択可
ズバブーン車販売【公式サイト】
国産車は最長10年、輸入車は最長5年の保証が付くので安心!
非公開中古車なら、ネットや雑誌に出ていない新型車もこっそり買える!!
新型エクストレイル内外装ギャラリー
外装
フロントマスクはワイルドな顔立ちで、トヨタハリアーとは対象的なデザイン。
後ろが狭く、撮影しにくく急に展示車で色も変わりますが・・
サイドスカートやリアバンパー下部のメッキなどは有償のツートンカラーのみに付いてきます。
操作系
本革巻きのステアリング。
グリップは国産車らしく細めで誰でも握りやすいサイズです。
シフトレバー?は電子スイッチ式で操作性バツグン!!
「P」を押してパーキング解除、左手親指でサイドのボタンを押しながら「押す➡引く」で切り替えができます。
意外と国産車ってこの方式のシフトレバー無いんですよね。
内装
ドアの内装とかは文句なしにカッコいいし高級感もたっぷり!
運転席に座った時の満足感はかなり高いです。
リアドアの内張もフロント同様に質感は高いです。
後部座席の移住性
意外とありそうで無いのが、リアシートヒーターとエアコンの温度調節パネル。
これが有ると高級車に見えますね(笑)
メルセデスベンツEクラスにすらありませんから。
後部座席の居心地は抜群です。
基本的に電気自動車なので、静かだしレザーのシートの座り心地も〇
後部座席のドリンクホルダーを使用するには以下のベルトを引くと・・・
ドリンクホルダーが現れます。
横並びがいいのか、縦がいいのかは好みでしょう。
下にトランクの画像がありますが、ゲートを開けるとこれがすごく目につくのは気にはなりましたが・・・
後部座席のスペースは身長172cmの私のポジションに合わせて拳1個半~2個くらいは入ります。
画像が暗くて見づらいですが・・・
収納スペース
リアゲートを開けるとまずドリンクホルダーが目に入ってしまう。
奥行きは両サイドは使えそうですが、真ん中に少し不安要素。
背もたれを倒すと、レザー張りの上に荷物を置くことになるので、傷つきそうなのが心配です。
真ん中は使えないと思っておいた方が良いかも。
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新型エクストレイルのおすすめグレード
装備満載のG・e-4ORCEが一番人気
エクストレイルで人気は上級グレードのe-4ORCEが人気です。
このあたりは日産自動車公式サイトのおすすめランキングどおりだと思います。
cとの価格差は70万円ほどありますが、それでもGを選ぶだけ装備の差があります。
Gグレードにしか付かない装備
e-4ORCEにしか付かない装備は以下の通り。(必要最小限なものだけ抜粋)
このほか、パワーシートやシートポジションメモリー機能などは、e-4ORCEでもオプション設定になるので70万円の価格差分の装備はカバーされています。
販売店のオーダーの大半はGグレードと聞いていますが納得ですね。
型エクストレイルの試乗の感想
エンジンの唸りやCVTのダルさが無いのが逆に楽しい
私は昔から断然エンジン派ですが、EV のアクセルを踏んだだけ加速する素直な特性も気に入っています。
これまでのハイブリッドカーはエンジン主体でモーターの走行時間はあまり長くないのと、CVT の加速ラグがあります。
新型エクストレイルはエンジンは発電専用で走行は電気モーターという割り切った設定がウケるんでしょう。
音的にはさみしさはありますが、加速する感覚が気持ちいいし、何より静かなので長距離も疲れないでしょう。
荒れた路面を想定してか、サスペンションストロークは多め
SUVタイプは色々試乗していますが、サスペンションストロークの仕方がメーカーや車種で様々です。
オフロード走行もできそうなストロークたっぷりなタイプと欧州車を意識したようなストローク短めのカチッとした乗り味のものまで様々です。
欧州車を意識すると逆におかしな乗り味になっている車も多いですが、新型エクストレイルは凹凸もしなやかにいなせそうなストロークたっぷりなタイプです。
乗り心地は上質で400万円台のSUVとは思えないくらい。
ワンペダルドライブ時の回生ブレーキの効きは強め
新型エクストレイルの回生ブレーキは少し強め。
Bモードに慣れるのは少し時間がかかりそうです。
でも、こういった車ももうすぐ一般的になってくるでしょうね。
電気自動車に憧れるけど、充電スペースが無い・・・そういった人は新型エクストレイルが気に入ることでしょう。